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  • 執筆者の写真BiZoom

内気な口下手な社長はダメですか?コミュケーション力の差が結果を左右する。内気な口下手の小さな起業が勝てるか?

更新日:2019年11月21日


会社の運営はトップ次第。特に小さな起業の創業社長は、起業そのもの、起業の全てと言えます。起業を軌道に乗せ、ビジネスを成長させるかどうかは、社長次第です。事実、起業するものは、バイタリティーに溢れ、意欲的に動き語る人ばかりです。話をすると思わず引き込まれます。小さな起業を成功させるには、やはり人間力というのか、パワーが必要です。では、内気な口下手な人はどうなのでょうか?起業には向かないのでしょうか?ふっと考えてみました。

主な内容

  • 起業の成否を左右するコミュケーション力

  • 意外と多い内気な口下手なトップ営業マン

◇◇◇◇◇◇◇

■起業の成否を左右するコミュケーション力

日本の起業率は先進国でも極めて低く4~5%程度。就労人口に占めるサラリーマン(経営者や役員を除く給与所得者)の割合は83%。まさにサラリーマン大国です。そんな中、わざわざあえて起業する人は、相当の変わり者か好き者です。

実際に起業して事業をやりくりしている起業家の多くは、皆さんそれぞれ、一筋縄ではいかない、ある種「癖」が強い人たち、という印象を受けます。その中でも、特に、そこそこ以上に事業を成功させている社長の多くは、「語るのが上手」、という印象も強くあります。

ただし、語り方にも色々あります。自分を誇示するように語る人もいれば、ハッタリともとれることを堂々と語る人もいます。夢を語る人も、信念や情熱を熱く語る人もいます。かと思えば、ノリがよくハチャメチャにはじけるように喋る 人もいます。中には、決して多くは語りませんが、一言一言がズシっと重く、心に刺さるように語る人もいます。押しが強く、圧を感じる語り方もあれば、優しさや安心感すら覚える語り方もあります。ただ、その語りには、その人なりの「信念」が伝わってきます。

つまり・・・

受け取る側に伝わってくる「何か」を感じさせます。

その語り方はどうであれ、その語りから伝わるものがあります。

その意味では、「伝わる語り」ができることは、起業や事業の成功にも大きな力を発揮すると言えます。ビジネスの90%はコミュニケーション力で決まるとも言われます。また、社長に求められるのは情報発信力であり、コミュニケーション力とも言われます。どれだけ多くの人に、どれだけ大きな影響力があるか、その差が起業の成功の有無や大小を大きく左右することは間違いないでしょう。

では、自分にはそんな語るテクニックも力もない、コミュニケーション力の欠片もない・・・そんなことを思っている内気で口下手な人が、自分で何かをやりたり、起業したいと思ってしまったら、どうすればいいのでしょうか?

起業なんて無理だから諦める・・・?

いいえ、そんなことはありません!

むしろ、そういう人こそ、起業して欲しい、そんな思いが強くあります!

意外と思われるかもしれませんが、実は、起業をする人の中にも、そんな内気で口下手な人たちが結構います。

内気な口下手が起業できないわけでも、起業を成功させられないわけでもありません。

コミュニケーション力は起業の成功を大きく左右するものです。確かに、語ることが苦手であったり、内向的な性格は、コミュケーン力の一部が欠けていることでもありますので、その点だけをとらえるとマイナスです。しかし、コミュケーション力は、語ることだけが全てではありません。

起業(起業だけには限りませんが・・・)において重要なコミュニケーション力とは、影響力です。どれだけ多くの人に、どれだけ大きな影響を与えられるかです。一緒に働く者、様々な形で関わり合う人たち、そしてお客や顧客を巻き込み、影響を与え、動かすことができるか・・・、それができるか、できないかが結果となり、現れてきます。

内気な性格や口下手は、決して有利とは言えませんが、上手な語り方以外にも、影響力を与えることは十分にできます。むしろ、内気や口下手を武器にすることだってできます。

 

■意外と多い内気な口下手なトップ営業マン

大人になってからの内気や口下手は、幼児期や思春期での様々な影響、さらには、その後の日常や生活の中での様々な思い込みや刷り込みもあり、頭ではわかっていても、心ではどうにもならない、脳のインプットになってしまっていることも多々あります。これを無理やりに直そうとすると、場合によっては、かえって逆効果になり、症状を悪化させることもあります。

既に刷り込まれたどうにもならない性格は、あえて直そうとせず、そういうものとして、降参し、受け入れる方が得策です。その上で、自分のやりたいものとは、切り離してしまった方がいいです。いずれにせよ、起業は、どんな人であれ、性格や資質にも関係なく、うまくいくこともあれば、いかないこともあります。いろいろな問題や課題の連続です。人が何と言おうとも、自分があえて結び付けない限り、起業の成否は性格の問題では決してありません。起業とはそもそもそういうものです。

例えば、皆さんが良くイメージするデキる営業マンは、「話しが上手で面白く、いかにも社交的な人」たちではありませんか?

そういう人は営業の中でも、良くも悪くも何かと良く目立つだけであって、実は、トップ営業マンの中には、口下手や内気な人も多くいます。内気で口下手なトップ営業マンが多いのなら、内気で口下手な経営者がいてもおかしくありません。そもそも、日本の就労人口のわずか17%ほどの起業家です。好き者で変わり者の代名詞化もしれません。「お前みたいな内気な口下手な奴には起業は無理だよ」、と言われるくらいが、「あいつだったらやれるよ」と思われるより、むしろ、起業には向いているのかもしれません。

ところで、人に与える影響力の大きさの要因には、さまざまなものがあります。一見、語り上手がコミュケーション上手と思われますが、影響力を考える場合、実は、「語り」や「口言葉」は決して大きなウエイトを占めていないことが、心理学など、多くの研究で明らかになっています。むしろ、それらのウェイトは低いのです。それより、重要なのは、その人が醸し出す人柄や雰囲気です。その人に信頼感や安心感、共感が持てるかが、その人から影響を受ける、受けないの差にも表れます。べらべら喋る人より、むしろ、じっくりと話を聴いてくれる人の方が、影響力が強く大きいとも言えます。

内気で口下手な小さな起業の社長は、人の話や思いをじっくり聴き、その思いに寄り添う経営や事業を目指してはいかがでしょうか?

営業に限らず、起業でも、どんな事業でも、結局のところ、お客の思いをどれだけ実現できるかが、成否の大きさになります。あなたのやろうとしていることが、お客の思いに寄り添い、その思いの一部や多くを実現できるのなら、起業することの意味や価値は大きいと言えます。だったら、その思いをお客と共に実現して、成功させるべきです。

きっとあなたには、その価値があり、既にその資質があるはずです。

次回は、内気な話下手のコミュニケーションの取り方について、もう少し考えてみたいと思います。


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