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  • 執筆者の写真BiZoom

小さな起業ならホームページは自分で作るのが当たり前。でも素人ならWordPressは選んではいけないってホントなの?

更新日:2019年11月24日


どんな起業でも、ホームページは絶対不可欠です。今の時代、ホームページがなければ、ほぼ間違いなく選ばれる存在にはなれません。米国スタンフォード大学のある研究によると、75%の人が、まずは事業者のホームページを見て、信頼できる相手かどうかを判断しているという調査結果があります。しかし、小さな起業にとっては、ホームページ作成にも、あまりお金はかけたくないところ。なんとか自分で安く作れれば嬉しいのですが・・・。そこで今回は、世界や日本で圧倒的なシャアNo.1の無料で使えるCMS、「WorPress」について考えてみましょう。意外なことが見えてきますよ・・・!?

主な内容

  • ビジネスはまずホームページで選ばれている

  • ホームページは全くの素人でも簡単にプロ並みに作れる時代

  • 結局のところWordPessはどうなの?

  • 素人が自分で簡単に作りたいのならWordPressはデメリットだらけ

◇◇◇◇◇◇◇

■ビジネスはまずホームページで選ばれている

今では、事業者のバーチャルなオフィスや店舗と言われるほど、ホームページは起業に必要不可欠です。ホームページは企業の顔であり、玄関口です。訪問者を第一印象で掴むには、それなりに見栄えのするサイトが作りも大切です。

「サイトの見栄えより、仕事の中身で勝負だ!」。そういう声も聞こえてきそうです。もちろん、仕事の中身がしっかりしていないと見かけ騙しになってしまいます。しかし、仕事の中身がどんなに優れていても、見かけが悪ければ、その自慢の中身すら見てもらえません。仕事の中身を知ってもらえる前に、選択肢から外れてしまいます。

サイト訪問者がホームページを訪れ、その中身をじっくり見てみようかと判断するためにかかる時間は、だいたい6秒以内ということが分かっています。つまり、サイトを訪れた最初の6秒で訪問者を惹きつけることができなければ、ホームページのコンテンツすらスルーされてしまい、あなたの自慢の仕事の中身など、誰も知る由がありません。

自慢の仕事の中身を知ってもらうためにも、第一印象のいいホームページにすることが大切です。

 

■ホームページは全くの素人でも簡単にプロ並みに作れる時代

そうなると、「プロに頼んで、それなりにいいホームページを作ってもらわないと・・・。ああ、お金がかかりそうだ。」、そう思うかもしれません。

確かにいいホームページを作るのは正しいのですが、何もプロに頼む必要も、お金をかける必要も全くありません。

小さな起業なら、ホームページは自分で作ってしまいましょう。

もちろん、資金が十分にあり、ホームページ制作にお金をかけることができるのであれば、プロに依頼するのもアリです。プロにはプロの良さがあります。

しかし、お金はかけられない、または、かけたくないのなら、話は別です。自分で作ることが賢い選択とも言えます。欧米、特にアメリカでは、スタートアップなど、新規立ち上げの事業業者のほとんどが、外注せず、自社でホームページを作っています。ブティックや飲食店など、リアル店舗を経営される自営型のスモールビジネスでは、ほぼ100%ととも言われています。最近、日本でもこの傾向がより強くなっています。小さな起業では、ホームページも自分で作るのが当たり前の時代です。

既にご存知の方も多いかと思いますが、今ではCMS(Contents Management System/コンテンツ管理システム)というツール(ソフトウェアなどのアプリ)を利用して、誰でも簡単にホームページを作ることができます。インターネット上(クラウド)でソフトを入手するか、または、ソフトのインストールなしでクラウド上で、そのままホームページを作ることができるので、すぐに始めることができます。しかも、ちょっとセンスがあれば、この道何十年のプロ並みのホームページだって作れます。コストも年間数万円程度で作れます(0円~数十万円)。

ただ、注意が必要なのは、どのCMSを選ぶかという点です。今は、日本製や海外製を含み、実にたくさんのCMSがあります。コストはもちろん、デザイン性、機能性、操作性、柔軟性、拡張性、将来性、サポートなど、あらゆる面を考慮し、自社に最も適したツールを選択することが重要です。

ただし、特にCMSに関しては、日本製にこだわる必要は全くありません。デザイン性、機能性、操作性、柔軟性、拡張性、将来性を考えれば、海外の製品の中には、どの日本製ツールよりも、ずっと先の未来を進んでいるものがあります。また、日本語対応もそれなりにしっかりできているものもあります。問題はサポート面ですが、世界で実績がある会社のものなら、たとえ、日本にサポートデスクがないとしても、そのことが致命的になるようなことは、まずありません。むしろ、海外製を積極的に選択肢に入れ、考慮すべきではないでしょうか?

 

結局のところWordPessはどうなの?

さて、ホームページ作成やCMSというと、ちょっと詳しい方なら直ぐに思い浮かぶのがWordPessではないでしょうか?

WordPrssと言えば、世界でも日本でもシャアNo.1のCMSで、世界ではほぼ60%(2017年)、日本ではなんと84%強(2017年)という、驚くべき圧倒的なシェアを獲得しています。

だったらこれで決まり!そう思うかもしれませんが、ちょっと待ってください。その答えは性急過ぎます。と言うのは、ホームページ制作の経験もない全くのど素人には、WordPressはちょっとハードルが高すぎるかもしれません。

そこで、小さな起業が限られたヒト・モノ・カネのリソースで、自社でホームページを作ることを想定した場合、WordPressを利用することがどうなかについて考えてみました。

この記事は、主に海外でのWordPressの評価に基づき書いています。日本によくある記事ではあまり書かれていないことかもしれませんので、思っていたのと違う・・・きっとそう思うに違いありません。日本はWordPress信奉国なので、いいことばかりが多く見受けられます。

 

■素人が自分で簡単に作りたいのならWordPressはデメリットだらけ

WordPressとは、オープンソース型(ソフトウェアの設計図とも言われるソースコード/プログラムを無償で公開し、自由に使い、改良したり、また、第三者に再配布できるもの)のCMSの代表です。一方、ソースコードが一般公開されていにないものは、クローズドソース(型)と呼ばれています。WordPressが爆発的に普及したその背景には、仕様や機能面はもちろんこと、このオープンソースと言う点が大きかったと言えます。

オープンソースであるため、誰でも開発に加わることができ、世界中のwebの技術者が一斉に飛びつき、その流れでサイト制作やデザイナーにも浸透していきました。つまり、もともとは、技術者やプロのサイト制作者やデザイナー向けのツールだったと言えます。ソフト自体は無料で使えますが、ズブの素人にはちょっと不向きかもしれません。特に本業が別にある小さな起業では、ホームページ制作にそこまで専門的に力を入れるわけにはいきません。片手間程度で作れるのがベストです。

  • WordPressのメリット

  • 無料で使えるソフト

  • 深い専門知識がなくても使える

  • 柔軟性、拡張性が極めて高い

  • 無償、有償のテーマ(テンプレート)が豊富

  • プラグインできる拡張アプリが豊富

  • SEOに強い

・・・等が挙げられます。しかし、小さな起業の全くの素人には、これらすべてのメリットと言われるものにも、落とし穴があります。例えば、ソフト自体は無償でも、トータルの作成やホームページの運営管理を含めると、かなり割高になります。と言うのも、これらのメリットはあくまでもWordPressが使えこなせることが前提であり、全くの素人には、ちょっとハードルが高く、結局のところ、プロに作成を外注するか、社内で詳しい人材を確保する必要があるからです。特に「深い専門知識かなくても使える」という点は、素人には当てはまりません。特有のPHPのプログラムなどもあり、それなりのコーディングの知識も必要です。直観的に使いこなせるものでは全くありません。ワードやパワーポイントを使うというような感覚では、サイトを作ることはできません。

ズブの素人が自分で取り組む場合には、まずはしっかりと学ぶ過程が別途必要です。ホームページ制作などのサービスや事業を展開するのでなければ、そこまでする必要はないでしょう。

つまり、先に上げたメリットは、全くの素人に関しては、決してメリットにはなりません。

では、一方でデメリットはなんでしょうか?

  • 全くの素人が利用する上でのWordPressのデメリット

  • 直観的には使えない

  • 別途習得など使いこなすための時間と労力が必要

  • 別途用意するものが多過ぎる

  • セキュリティが甘い

  • サポートがあまりない

  • 結局お金が掛かる

・・・等などです。

  • 直観的には使えない

素人にはお世辞にも直観的とは言えません。むしろ難しいと言えるでしょう。もともと技術者やweb制作者向けなので、いくら簡単と言っても、素人には難しくても当然と言えます。

  • 別途習得など使いこなすための時間と労力が必要

簡単ではないので、使いこなせるまで時間がかかります。あまりコーディングなどのプログラウムやIT関連が得意ではない人には、学ぶこと自体が難しく感じられます。途中で断念する人も多いようです。

  • 別途用意するものが多過ぎる

ドメインやサーバーは自分で用意しなければなりません。初めての人にはちょと面倒で難しいと感じられるかもしれません。また、セキュリティのための対策も必要です。

  • セキュリティが甘い

オープンソースなので、もともとソースコード自体が一般に開示されています。そのため、ハッカーに狙われやすいCMSと言えます。実際にこれだけ普及していることもあり、ハッカーに侵入されている75%が、WordPressで作られたサイトです。ハッカーの格好の標的になっています。自前でしっかりとセキュリティ対策を行うことも必要です。ちなみにクローズドソース型のCMSでは、ハッカーによる侵入は殆どありません(100%安全が保障されるものではありませんが・・・)。

また、プラグインなど拡張アプリが豊富なのも、ハッカーなどの侵入や、サイトの運営に問題を引き起こす原因にもなりやすい、と言われています。オープンソースなので、あまりセキュリティや品質にそれほど高い意識を持たず、プラグインやテーマを開示する者もいて、実際に問題を引き起こしているケースが多々あります。WordPressの大きな弱点とも言えるでしょう。

  • サポートがあまりない

使い方や様々な情報がネットで開示されていたり、書籍も豊富にあるので安心と言われますが、逆に言うと、全て独学ででやって下さい、というようなものでもあります。全くの素人にはハードルが高いと言えます。本業の事業を別に持つ小さいな起業が、簡単にちょちょいと本格的なホームページを作りたい、という目的では、ちょっと無理があります。

  • 結局お金が掛かる

これらのデメリットを全て解消するためには、結局のところウェブ制作会社やデザイン会社にWordPressでのサイト作成を外注するか、社内にスキルを持った人を確保するか、誰かにスキルを身に着けさせるしかありません。特に外注する場合は、制作費だけではなく、メンテも含めて、かなりの金額になります。

いかがでしょうか?WordPressは玄人受けするCMSで、業者やプロなどが、顧客のために手軽にサイトを制作する場合には向いていますが、全くの素人が、知識もなしに簡単にプロ並みのサイトを、お金もかけずに、自分で作るという点では、全く向いていません。

WordPressがこんなに普及している理由は、プロが使っているからです。業者やプロ(或いは素人でも詳しい人たち)が、WordPressを使って顧客(あるいは知り合いたち)のためにサイト制作をしているため、広く普及しています。プロにとっては、柔軟性や拡張性も高く、簡単に手軽にサイトを制作でき、しかも無料なので、高い収益性が確保でき、まさに打ってつけのツールだというワケです。実際、全くの素人が自分でサイトを作るケースでは、それほど利用されることはありません。



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